Last update : '04/05/03
前作に引き続き、本作もマルチエンディングを採用しています。
今回は開始直後に正義もしくは悪の同盟を選択することになりますが、プレイ途中で中立同盟および無同盟に転向する機会があります。さらに無同盟はラスト付近でもう一つ分岐するので、最終的にエンディングは5種類存在します。
GJ | PT | |
CH | ||
VP | ||
FB |
条件さえ満たせば同盟は複数回変更できますが、図の矢印を逆にたどることはできません。
なお各シナリオに公式の呼び名はありませんが、便宜上こちらで名前をつけ、アルファベット2文字で略すことにします。この呼称は本サイト全体で共通です。
グレートジャスティスの一員としてこの世の秩序を守るシナリオ。
おそらく初めてのプレイではこちらか悪エンドのいずれかに到達すると思います。
難易度は比較的低いですが、無難な展開に終始してしまうので多くの謎は語られないままです。
生物系の研究所はないので、メカ系を中心に使っていくことになります。また主人公の進化は3クラス目までです。
なお、このルートは同盟変更のチャンスが最も多く、途中で他の4つのシナリオのどれにでも乗り換えることができます。
悪の尖兵として地上を蹂躙するシナリオ。
イベントや進化形態などはこちらの方がバリエーションに富んでいて楽しいかも知れません。
このシナリオでは両方の側の黒幕と会見することができます。正義側のボスを倒しただけでは終わらないあたりもお約束。
戦闘回数が少し増えるのと、正義側ボスが強力なぶんだけ難易度は上がります。
主人公の進化は同じく3クラス目までです。運用の中心は生物系になると思いますが、実はメカ系もそれなりに使えます。
正義に転向することはできませんが、他の3つのシナリオには途中で乗り換えることができます。
真に良い社会を作るため、レジスタンスとして戦うシナリオ。もっとも平和的なエンディングと言えます。
正義ルート・悪ルートにそれぞれ一度ずつ転向イベントがあるので、そこから乗り換えることになります。
正義側は『アイスランド』から。マップ右上寄りの小屋に入るとエルメス軍が現れるので、そのリーダーに接触。
悪側は『バッキンガム要塞』にて。まず本物のスパイが誰なのかを推理し、その上で接触すればOKです。
グレートジャスティスとパーセプトロンの両方を敵に回すことになりますが、戦闘の数は悪ルートと同じくらいです。主人公は4クラス目まで進化できます。
善悪を超えた影の敵と戦うシナリオ。本来ならばこれをトゥルーエンドと呼ぶべきでしょう。
このルートでは4つめのワールドマップである宇宙への扉が開かれ、その過程で様々な謎が明かされて行きます。
もちろんそこに至るまでには正義・悪・中立の全ての軍勢を倒さねばならず、苦戦は必至です。このルートにはいつでも好きな時に来れるので、あらかじめ他の同盟に入って道を切り開いた上で転向するのも一つの手でしょう。
一般ユニットは生物系・メカ系ともに最終クラスまで、主人公は5クラス目まで進化します。
全ての謎が解明される本作の真のエンディング。せっかくの感動のVPルートを何もかもぶちこわしにする裏シナリオです。
ぎりぎりまでVPルートとして進行しますが、最終マップの時点でルリア・フィリアの二人が仲間になっていれば、4ターン目の終わりに新たな敵が現れ分岐します。
舞台となるマップは変わらないので、戦闘数は「無同盟1+α」といった範囲ですが、このシナリオでしか登場しない敵も多く難易度は最高級です。
主人公は最終形態である第6クラスまで進化します。
このゲームでは同盟を変更すると、今まで通ったマップのクリアフラグが一部リセットされることになっています。
……が、実はリセットされた (=ワールドマップが灰色に戻った) ように見えても、多くの場合そこを通過して隣のマップに移動できてしまいます。
これではせっかくの敵の出番がなくかわいそうなので、同盟変更後はなるべく通り道のマップを順番に再侵攻することをおすすめします。
特にFBルートでは、こうしないと分岐の翌日にはエンディングに到達できてしまうのでたいへん拍子抜けです。実は宇宙・地上マップの大半に敵が再配置されてますので、できればちゃんと相手してあげて下さい。