数字迷路。ハチは八方向に足もとの数字と同じマスだけ進めます。
スタート地点のマスの数字は3ですので、画面写真では各方向に3つ離れたマスが反転しています。たとえばここから左下に進むと、次はそこから4マス離れた場所へ移動できるというしくみです。
こうしてハチを動かしてレンガの上にちょうど出すことができればクリアとなります。
レンガより外に出てしまってはいけません。
サム・ロイドが製作した "Back From The Klondike" のコピーです。
初出は雑誌『New York Journal and Advertizer』(1898.4) とされていますが、数字が数ヶ所異なっています。
この盤面はロイド刊行の雑誌『Our Puzzle Magazine』第2号(1907.10) に掲載されたもので、のち単行本『Sam Loyd's Cyclopedia of 5,000 Puzzles, Tricks and Conundrums』(The Lamb Publishing Co., 1914) に収録されました。芦ヶ原氏が今回底本として用いたのは後者の方とのことです。